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Kindle Paperwhiteの解像度について(世代比較)

Kindle Paperwhiteは、電子書籍を快適に読むことができる人気のあるデバイスですが、その解像度は世代ごとに進化しています。

本記事では、Kindle Paperwhiteの各世代の解像度について比較して紹介します。

最新モデルである第11世代の解像度はどのくらい高くなっているのか、またそれまでの世代との差異はどのようになっているのか、詳しく見ていきましょう。

ディスプレイ解像度について

ディスプレイの解像度とは、「dpi(dot per inch)」「ppi (pixel per inch)」を単位とする表示領域に対する情報量、その細かさを指します。

単位の数値が高いほど画質が美しくなり、低くなるほど画質が荒くなります。

それに加えて、ライトによる明るさの影響がディスプレイの見やすさを左右します。

これから解説するKindle Paperwhiteでは、解像度とライト数などを比較していきます。

第11世代の解像度

現在販売されているKindle Paperwhiteは、第11世代です(2023年10月時点)。

第10世代と比較すると、ディスプレイ解像度は300ppiと同じですが、フロントライトLEDの数が約3倍の17個となっており、ディスプレイ全体に光が行き渡るようになっています。

フロントライトLEDの増加は、暗い場所で読書するときに効果を発します。

また、反射抑制スクリーン搭載なので、屋外で使用してもスクリーンが反射しにくく、読書の場所を選びません。

フロントライトLEDとディスプレイ自体の設計がアップグレードされたことにより、見やすさがアップしたと言えます。

シグニチャーエディションの解像度

上位機種のKindle Paperwhite シグニチャー エディションは、第10世代とディスプレイ解像度・フロントライトLEDの数などが同じです。

しかし、シグニチャーエディションにだけ、明るさ自動調整機能が搭載されています。

明るさ自動調整機能により、周囲の環境に合わせて自動で画面の明るさを調整します。

これにより見やすさが向上するだけでなく、バッテリー使用量も最適化されます。

Kindle Paperwhite (16GB) 6.8インチディスプレイ 色調調節ライト搭載 広告なし ブラック

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第10世代の解像度

Kindle Paperwhite 第10世代

2018年に販売されたKindle Paperwhiteは、第10世代になります。

解像度は300ppiで、フロントライトLEDは5個搭載されています。

旧モデルのKindle Paperwhite 第7世代は、フロントライトLEDが4個だったため、第10世代では1個増加となります。

現在、Kindle Paperwhite 第10世代は販売されていません。

第7世代の解像度

Kindle Paperwhite 第7世代

2015年に販売されたKindle Paperwhiteは、第7世代です。

解像度は300ppi、フロントライトLEDは4個となります。

第7世代以降のモデルからディスプレイ解像度が300ppiとなりました。

現在、Kindle Paperwhite 第7世代は販売されていません。

第5・6世代の解像度

Kindle Paperwhite 第6世代

第5世代(2012年)、第6世代(2013年)はスペックが同じです。

ディスプレイの解像度は212ppi、フロントライトLEDは4個搭載しています。

解像度は低く、細かいディティールの表現が苦手であり、特にマンガを見るには不向きです。

現在、Kindle Paperwhite 第5世代・第6世代は販売されていません。

Kindle Paperwhiteの解像度まとめ

以下は、Kindle Paperwhiteの解像度を世代ごとに比較したものです。

Kindle Paperwhite 第7世代から解像度300ppiとなり、マンガなどが実用レベルのクオリティで見れるようになりました。

さらに現行モデルのKindle Paperwhite 第11世代では、フロントライトLED数が最大となり、暗い環境でも読書がしやすくなっています。

 解像度フロントライトLED
第11世代300ppi17個
第10世代300ppi5個
第7世代300ppi4個
第6世代212ppi4個
第5世代212ppi4個